低空飛コウ

好きなものいろいろ。

「鹿男あをによし」最終話

案外儀式はあっさり終わりましたが、そこからの展開がかなり楽しかったです!(笑) 願いは一つしか叶えられないから顔が戻るのは小川先生か堀田さんのどちらかということに。小川先生は堀田さんの顔を元に戻すことを選択しましたが、そりゃ堀田さんとしては納得できないですよね。で、藤原先生が鹿にどうにかしろと直談判しにいって方法を聞きだすことに成功。このコンビのやりとりやっぱ好きだなぁ。前回といい藤原先生はまっすぐ小川先生が好きなところがいいですね。最後には勘違いではなく想いが報われたのでよかったです。まぁ、それまでにもう小川先生と付き合ってると思ってたことにはさすがにびっくりしましたが(笑)
で、堀田さんがその方法を実行することに。あの電車のシーンと堀田さんの手紙はキュンキュンしました(笑) 「小川先生ならいいかな」とかかわいすぎるよ、堀田さん。別れた後の涙はすごく切なかったですけど。小川先生と藤原先生もそうですが、このドラマであんまりこういう展開になると思ってなかったので余計にグッときた気がします。そして、電車越しの鹿との別れは最初を思い起こさせた上で特別な雰囲気が出ていてよかったです。東京での小川先生と藤原先生のその後も進展してるようで変わってなさそうな感じがほほ笑ましかったし、最後の最後に卑弥呼の墓を探し出そうと普通の鹿たちに話しかける小治田先生とそれを見てニヤリと笑う鹿、で終わっちゃうところも大好きでした。
終わってみると、この物語は壮大なラブストーリーだったんですよね。もちろん小川先生、藤原先生、堀田さん、福原先生、長岡先生それぞれの恋愛もありましたが、最終話で鹿が卑弥呼に恋をしていたと知ったとき、これは鹿の恋愛にみんなが振り回された物語という一面もあるのかなと思いました(笑) 恋の力ってすごいなぁ。
鹿を含めたそれぞれの登場人物、音楽や映像すべてがいい味を出していてすごく楽しめるドラマでした!