低空飛コウ

好きなものいろいろ。

リーガル・ハイ 最終回

最後までほんとにおもしろかった!
最初の期待をどんどん上回ってくれました。毎週こんなドラマが見れて幸せだったな。
最後まで見て、やっぱりこれは黛の成長物語だったんだなぁと思いました。
そして視聴者は黛を通して、「正義」とは何かを考える。
法は一つの基準としてあるけれど、使い方はやっぱり人次第。何が正しいのかってとても難しい問題です。
この作品はある意味単純な「自分を信じ抜く」ということで、それが見えてくることを伝えてくれたような気がします。
自分の仕事もそうですが、人と多く接していると、価値観の渦に巻き込まれそうになります。
ほんとにどうするのが正しいのか分からなくなる。
その時に自分の正しさを持っていないと、結局は何も変えられなくて誰も助けられないんですよ。
古美門先生は確固たる信念を持って*1、それを他人に押しつけられる。すごいことだと思います。
最終回ではそこに向かう過程として、これまでのキャスト総動員で黛を後押ししてくれてましたね。なんかうれしかったな。
てことで、脚本はもちろん最高でしたが、それを表現する役者さんも最高でした!
変人で嫌味なのに、かわいらしくて思慮深いかっこよさも見せてくれた堺雅人さん。
真面目で熱くてウザいくらいだけど、人を惹きつける魅力をバシバシ感じさせた朝ドラヒロイン(違)新垣結衣さん*2
穏やかな微笑みと達観した言葉で人を包み込みつつ、くせ者感もハンパない里見浩太郎さん。
やっぱり嫌味だけど有能で、母性本能はちゃっかりくすぐる生瀬勝久さん。
最後まで何者なのか謎だったけど、そんなのどうでもいい色気をありがとう小池栄子さん。
とかとか。言い出したらキリがないですが。
最後、黛が古美門先生に勝たずに事務所に戻ったことで、続きは永遠に作れそうですよね?
絶対また見たいので、続編期待して待ってます!

*1:それはもしかしたらハムちゃんのおかげなのかもしれませんが(笑)

*2:てかあんなに朝ドラ連呼して大丈夫なのだろうか。いつか抜擢されたら大笑いしてしまいそうです(笑)