低空飛コウ

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NMB48 Live House Tour 2016 FINAL @Zepp NAMBA 【1日目】

3月30日のNMB48ライブハウスツアーファイナル1日目(西村愛華さんの卒業コンサート)に行ってきました。


スタンディングのライブハウスツアーへの参戦は2回目*1ということで、前回の教訓を活かしてちょっと後ろ目でも1段高い場所を確保。周りも女の子多めの所にしたので前回よりステージがよく見えたし、特に押されることもなく見ることができました。

愛華ちゃんの卒業コンサートだと分かっていたけど、正直こんなに愛華ちゃんメインのライブになるとは思っていなくて。愛華ちゃんのポテンシャルを存分に見せつけたライブになりましたね。24曲出演ってすごい!でもすごさを感じれば感じるほど寂しくもなってしまって、ついもっといてほしいと思ってしまいました。

卒業コンサートだから1人にスポットライトを当てる形ではあったけど、ちゃんとNMBの軌跡を振り返れるような内容にもなっていて素晴らしかったです。感動的だけど笑顔の多いとても楽しいライブで、NMBというグループの懐の深さやあたたかさを改めて感じました。

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では、セットリストに触れた感想を〜。


M-0 Overture

M-1 青春ガールズ
M-2 みなさんもご一緒に
M-3 会いたかった
M-4 誰かのために
西村愛華さんと古賀成美さんセンターで元研究生による『青春ガールズ』でライブの幕が上がった瞬間一気に泣きそうになって。そこからMCまでのこの4曲は愛華ちゃんの研究生時代を辿る選曲だったので涙を堪えるのに必死でした。「エモい」ってこういうことをいうんだってこんなにリアルに体感したのは初めてかもしれません。4期生はNMBを好きになって初めて加入した時から見てきた存在で、元研究生での青春ガールズ公演初演もリアルタイムで見てたからその時に感じたことがブワッと蘇ってきたんですよね*2。それからそれぞれにいろんな経験をしていろんな立ち位置になってまたこうしてあの頃のように一緒に踊ってるって何かもうすごかったんですよ…。


MCでは最初から泣いちゃってた愛華ちゃんに優しくツッコむメンバーたち。あったかいグループですよね。
この日は村瀬紗英さんと古賀成美さんの誕生日でもあったのでお祝いを。さえぴぃはファッション関係の仕事、なるちゃんは演技の仕事がしてみたいとのことでした。なるちゃんがオーディションも受けてみたいって言った時に岸野里香さんが「そういうことはどんどん言ってこ!」みたいに言ったのNMBだな~と思ったし、実現していってほしいな。頼みます運営さん。
そして、須藤凜々花さんの哲学本『人生を危険にさらせ!』の発売日ということで宣伝も。ちゃんと買ったよりりぽん!読むの楽しみ。


M-5 友達(西村・中野)
M-6 なめくじハート(太田・明石・久代・西仲・本郷・植田・川上千・内木・林)
M-7 ハートの独占権(太田・西村)
M-8 どしゃぶりの青春の中で(渡辺・加藤・沖田・白間・松村・矢倉・井尻・上枝・木下春・日下・渋谷・薮下)
M-9 雨の動物園(西村・明石・山尾・鵜野・大段・川上千・林・松岡)
M-10 Blue rose(古賀・城・西澤・森田)
M-11 ジッパー(西村・上西・吉田)
M-12 この世界が雪の中に埋もれる前に(岸野・古賀・西村・山口)
ユニットコーナーではほとんど愛華ちゃん出ずっぱりですごかったです。元研究生の出番もすごく多くて。普段目立つことは少ないけど公演が成り立っているのはこの子達のおかげっていうくらいNMBを支えてくれている存在だから、ライブの中心になっていたのがうれしかったな。ツアーファイナルの最初をこういう構成にできるNMBというグループが好きです。

『友達』や『ハートの独占権』はこれまでもいろいろな組み合わせで歌われているわけだけど、この日も今までとはまた違った表情を見せてくれていて。「歌い継がれる」ということの意味やグループの未来への可能性を感じさせてくれました。『なめくじハート』はメンバーに隙がなくてほんとすごかった!かわいいの嵐。波状攻撃。後で愛華ちゃん選抜だと分かって感謝しまくったよね。『どしゃぶりの青春の中で』は元々のポジションとはいえ渡辺美優紀さんと白間美瑠さんと一緒に木下春奈さんがフロントに立ってるのがうれしくてうれしくて。みるきーの「ありえへんわ」が聴けたのもテンション上がりました。


M-13 365日の紙飛行機(西村・山本)
山本彩さんギターで愛華ちゃんとデュエット。愛華ちゃんはさすがに緊張していたけど、2人とも美しい透明感のある歌声でとても相性が良かったですね。愛華ちゃんにとってさや姉は特別な存在なんだろうなと思うので、こうして2人だけでステージに立ててうれしかっただろうし、ファンとしても最後に見られてよかったなと思いました。


その後のMCでは渋谷凪咲さんの愛華ちゃんとケンカした時のエピソードが印象的でした。いつかの話し合いで凪咲ちゃんが「愛華を中心に世界は回ってるわけじゃないねんで!」と言ったという。何があったのかは分かりませんでしたが、その頃の状況を考えると何でこう言わなければならなかったのか分かる気もします。ふわふわした雰囲気の凪咲ちゃんですが、やっぱり年上メンバーなんだなと思いましたね。


M-14 妄想ガールフレンド
M-15 命のへそ
M-16 夢に色がない理由
チームNでのパフォーマンス。『妄想ガールフレンド』は見られると思ってなかったのでうれしかったです。あとは久々に『ヴァージニティー』をライブで見たいなー。大好きな曲なのになかなか見ることができなくなってしまって悲しい…*3


MCではこの3月に学校を卒業するメンバーで卒業あるあるについて。石塚朱莉さんやっぱ勢いがあって面白かったな~。卒業ネタがある意味タイムリーな中で「卒業せんわ!」ってキレ気味に言って笑いに変えてたのは見事。


M-17 Must be now(選抜メンバー)
M-18 純情U-19(元研究生)
M-19 北川謙二チームM
M-20 Don't look back(チームM
M-21 オーマイガー!(チームBⅡ)
M-22 高嶺の林檎(チームBⅡ)
M-23 ドリアン少年(チームN
M-24 らしくない(チームN
M-25 ナギイチ
M-26 イビサガール
チームBⅡ推しとしては『高嶺の林檎』をチームBⅡが薮下柊さんセンターでやってくれたのはテンション上がりました。『ドリアン少年』でのりりぽん煽りは愛華ちゃんにちなんで「ペロペロ」のコール&レスポンスを要求。みんなやったことないはずだけどちゃんと揃ってて妙な一体感を感じてました。『ナギイチ』では山口夕輝さんがツイッターで拡散して実現した「波波ダンス」を。思ってたよりやる時間短かったけど、自分の周りはみんなやってましたね。そして、本編最後シングルメドレーでかなり盛り上がって会場の熱気がピークに達してからの『イビサガール』はやばいくらい楽しかったです。自然と声出しまくってました。


アンコール

EN-1 転がる石になれ(元研究生)
EN-2 約束よ(元研究生→ALL)
盛大な愛華コールの後に愛華ちゃんがステージに一人で現れあいさつを。NMBオーディションを受けたきっかけや受かってからスピード昇格して悩んでいたこと、それでも周りに支えられてNMBとして活動できて幸せだったことなどを涙ながらに、でもしっかりと自分の言葉で話していました。

その後の『転がる石になれ』は本当にみんな気合が入っていたし、そこから『約束よ』の爽やかさのギャップにやられて。ライブ冒頭と同じく4期生が入った頃のことを思い出して泣きそうになりながら見ていました。みんなキラキラしてたなぁ。


MCではさや姉が今の気持ちを愛華ちゃんに聞こうと思ってたのに、すでにアンコール明けに愛華ちゃんが話していたのでもう1回同じことを聞くような変な感じに。そこからはそれまでの感動的なムードから一転いろんなメンバーのおとぼけとツッコミが飛び交う笑いに包まれた空間になりました。そして、最後の曲フリの前に「もちろんあの曲ですよね?」とメンバーがストップウォッチを押すマネとかしてる中、岸野里香さんが「『僕は待ってる』かな?」とか言ってきたの面白かったな~。誰かが「(愛華ちゃん卒業だから)待ったらあかんやん」みたいなことを言ったりするのもNMBらしくて笑ってしまいました。


EN-3 青春のラップタイム
やっぱりこの曲は盛り上がりますね。「好きだからー!」って叫ぶのもその瞬間金テープが発射されるのも「NMBのライブに来た!」って感じがして大好きです。


ダブルアンコール

WEN-1 らしくない(チームN
アンコールが終わってすぐ愛華コールが始まりダブルアンコール!愛華ちゃんが出てきてもう1回チームNでこの曲をやりたいと『らしくない』をリクエスト。愛華ちゃんが『らしくない』のサビのフリを客席やダンスの先生、舞台裏のメンバーも一緒にしてほしいって言った時にりかにゃんが「春奈は絶対水飲んでるで」って話題に出してくれたのうれしかったです。さや姉がすかさず「水くらいええやろ」ってフォローするのも最高。はるちゃんかわいがられてるなぁ。


WEN-2 NMB48
『らしくない』の途中からメンバー全員が出てきて最後は『NMB48』!この曲フリの時もりかにゃんがまた『僕は待ってる』ネタを持ち出してきたんだけど、はるちゃんが遠目からでも「1回ウケたからってまた言わんでええねん」的なことをきっちりツッコんでくれてさすがでした(笑)
最後の最後が『NMB48』だったのは懐かしさもあって。本当にアンコールも幸せな気分でしたね。

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みんなでのあいさつが終わって愛華ちゃんと木下百花さんだけがステージに残り、百ちゃんからのリクエストで愛華ちゃんがいい身体ならではの一言を言うことに。愛華ちゃんがやり終えた後、気づいたら百ちゃんが失神したように寝そべっていてアソコを押さえながら捌けるっていう。卒業コンサートの終わりがこれって。いやー、アホですね(笑)

やっぱり「笑う」ってすごい力を持ってて。感傷に浸ってしまいそうな場面でも一転して笑顔に変えられる。楽しい気分にさせてくれる。ライブで毎回いいグループだなって思わせてくれるNMB最高だなと改めて感じたライブでした!

*1:ブログは書いてないけどチームBⅡ名古屋公演1日目に行きました。

*2:当時の感想はこちら→ NMB48 研究生公演初日。 - 低空飛コウ

*3:ライブハウスツアーでもBⅡだけやらなかったもんなぁ。