低空飛コウ

好きなものいろいろ。

NMB48 5th Anniversary LIVE 3日目

10月22日のNMB48の5周年記念ライブ3日目に行ってきました。


座席はスタンドIの後方。見事にどんどん遠くなったな~。でも思ってたよりは見やすかったです。さすがにメンバーの顔とかは分からなかったので、スクリーンを見ている時間が3日間で一番長かったかな。

3日目の内容はNMB5年間の歴史を振り返りながらも未来への明るさを見せるものだったのかなと思います。最終日で観客は満員だし、ファンも楽しもうとする気持ちが強くてすごく盛り上がっていました。自分も普段そんなに声を出さないのですが、楽しまなきゃ損だ!と思って最初から声出してペンライト振ってすごく楽しかった!でも妙に序盤から何回も泣きそうになる自分もいて。なぜなのか不思議だったのですが、最後に門脇佳奈子さんの卒業発表があって何だか納得したのでした。かなきちらしい明るくて爽やかな発表の仕方。かなきちの夢をこれからも応援しています!

5周年記念ライブ3日間を通して、本当にNMB48というグループは最高だと思ったし、好きになってよかったと心から思いました。5年経っていろんな目標を達成していろんな境遇の人が増えて…ってなると「グループ」として進む方向を見失ってこれ以上何をすればいいのか分からなくなるのが普通なのかなと思うのですが、NMB48はそんな気配がない。グループ結成当初から彼女たちが見ている夢はそんな簡単に見失うような小さなものではないのだろうな。ずっと貪欲で新しい可能性を見せ続けてくれる。NMB48がつくる未来をこれからも一緒に見続けたいと思いました。


では、セットリストに触れた感想を〜。相変わらず長いです。


第一回 NMB48杯麻雀選手権
3日目は前座の告知はなかったのですが、もしかしたら何かあるかもと思って2日目と同じ時間に会場へ。するとグランジの大さん(椿鬼奴さんの旦那さん)が出てきて麻雀選手権の開催を宣言!参加メンバーは川畑泰史さん(新喜劇座長)、とにかく明るい安村さん、トレンディエンジェル・たかしさん、そして須藤凜々花さん!13thシングルの特典映像でりりぽんが優勝した賞品「全自動麻雀卓」を使っての対戦でした。まさかとにかく明るい安村さんのネタを生で見れるとは。好きだからうれしかったです。ほんと普通に麻雀打ってただけなんだけど、ずっと会話してくれてたし、りりぽんが観客に捨て牌聞いたりする場面もあり*1面白かったです。結果は流局してドローだったけど…(笑) それにしても川畑座長NMBについて詳しすぎですよ!


M-0 Overture

M-1 イビサガール
M-2 情熱ハイウェイ
M-3 場当たりGO!
M-4 青春のラップタイム
イビサガール」から始まったのでやっぱり今日は王道で盛り上がるセットリストかなと思ったのですが、次に「情熱ハイウェイ」が来てなんか違うぞ?と。少しして「GO(5)」つながりの曲だと分かったのでした。どれも観客との掛け合いがあってノリのいい曲なので、最初からすごく盛り上がりましたね。最終日ということで挨拶の後に各期ごとの意気込みがあって、ドラフト代表は村中有基さん。大丈夫かなとハラハラしながら聞いてたけど、内容はともかく話し方がすごく幼くてこれで18歳ってすごいなと思いました(笑)


MC1
5年前は何をしていたかという話。渋谷凪咲さんが「禁じられた2人」を聴きながら登校していたという話をしていてどんな選曲だよと思ったり。というかそんなにAKBのことが好きだったって知らなかったなぁ。堀詩音さんの話はほんとに途中から何の話なのか分からなくなって。戸惑っていると磯佳奈江さんが「何の話?」と突っ込んでくれたので安心しました。ありがとう磯ちゃん!堀さんはなかなかなキャラですね。どういう扱いになるのか…(笑)


M-5 Beginner
M-6 卒業旅行
ここから各期生ごとのパフォーマンスに。期別のパフォーマンスってチーム別とはまた全然違ったバチバチ感があってすごく好きです。ヒリヒリする緊張感とプライドをものすごく感じられるんですよね。
1期生の「Beginner」はNMBを好きになった頃すごく好きで映像で何回も見ていたので、今回当時の衣装で生で見られてとても感動しました。やっぱりものすごくかっこいい。続いての「卒業旅行」はさっきの雰囲気から一転、歌い始めた瞬間からこれまでにないくらい泣きそうになってる自分がいて。今考えるとすでに卒業発表していた小谷里歩さんのことはもちろんだけど、この後発表する予定だったかなきちのこともあって1期生みんなの気持ちが歌にものすごく乗ってたんだろうなぁ。遠くて表情まで分からなかったけど結構メンバーも泣いていたみたいですね。発表する前にこの曲を持ってくるのが何だかとても1期生らしくて。好きだよ。


M-7 桜の花びらたち
これも懐かしい衣装で。2期生少なくなったなぁと思いながらモニターに城恵理子さんの姿が映った瞬間泣きそうに。よかったなぁ。2年前同じ場所で城ちゃんが復帰宣言をした時は不安もあったけど、着実にまた新しい自分の居場所を築いていますよね。


M-8 BINGO!
すごく勢いがあって揃っていてやっぱり3期生も大好きだ!ってなってました。2~3年前はみんないいものを持っているのにまだ幼くてなかなか前に出れない感じがもどかしくもあったんだけど、この1年でそれぞれの才能が認められてきてNMBの中でもしっかり存在感出してきていますよね。うれしいです。


M-9 Virgin Love
4期生は意外な選曲でした。初めての公演である「青春ガールズ公演」から選ぶのはよく分かるのですが。年齢が高めなのを意識したのかな?


M-10 引っ越しました
梅田彩佳さん、藤江れいなさん、市川美織さんの移籍組でのパフォーマンス。この時のコールがとても大きくて温かい雰囲気で。NMBいいなとしみじみ思いました。3人とも実力と社交性で見事に自分の色を出しながらNMBの一員になっていますよね。


M-11 会いたかった
ドラフト1期・2期、植村梓さんでのパフォーマンス。ドラフト1期生が先輩になったんだなぁと実感したり。先輩の意地を出して弾けたパフォーマンスをしていた気がします。曲のおかげもあってとても盛り上がりました。


MC2
みおりん司会でNMBクイズ。クイズは意外と難しかったけど、最後の問題は当ててほしかったなー。曲フリにもなってたんじゃないのかな?みおりんはちゃんとキャラを抑えて司会に徹していたので好印象でした。


M-12 夢に色がない理由
M-13 命のへそ
ここからまた昨日までの流れと一緒かなと思った所からの「命のへそ」はテンション上がりました。そして、3日間の中で一番振付が揃っていてチームNらしさが出たとても気持ちいいパフォーマンスでした。


M-14 Good-bye, Guiter
M-15 僕だけのSecret time
どちらの曲もすごく明るくていいですよね。チームMはガラッと場の空気を変える力を持ってる。曲だけよりもパフォーマンスを見た方が断然いい。


M-16 空腹で恋愛をするな
M-17 チームBⅡ推し
「空腹で恋愛をするな」の後何を歌うのかと思えば「チームBⅡ推し」!やっぱりこの曲は盛り上がりますね。


M-18 ウッホウホホ
全チームでの「ウッホウホホ」は驚きました。斬新で面白い。ゴリラ役はNが岸野里香さん、Mが白間美瑠さん、BⅡが渋谷凪咲さん。本物のバナナまで出てきたけど、りかにゃんだけダイエット中のためキュウリという。持ち手にサランラップまで巻いてあるし(笑) 動きでもりかにゃんに目が行ってしまったな。


MC3
トークテーマは6周年に向けて何をしたいか。チームBⅡのツアーやってほしい。


M-19 君と出会って僕は変わった
凪咲ちゃんのピアノ弾き語り。最初からボロボロではあったけど、とてもきれいな歌声でした。間違えて止まってしまう度に足をジタバタと本当に悔しそうにしているのが見えて辛くなったし、途中で泣いて舞台から捌けてしまいそうな状態でしたが、観客と一緒になって最後まで曲を全うできたことはかけがえない経験になったんじゃないかな。観客としても手拍子と歌で演者を引っ張るという今までにない経験でした。ものすごく温かい空間だったなぁ。ライブ後凪咲ちゃんの「失敗したことはプロとしてダメなこと」という言葉はうれしかったし、強い子だなと思いました。リベンジ期待です!


M-20 365日の紙飛行機
山本彩さんのギター弾き語りによる「365日の紙飛行機」。凪咲ちゃんの後でいつもと違う雰囲気の中やりにくかったのではないかと思うのですが、ちゃんと世界を作っていました。さや姉は「歌手」の歌声なんですよね。さや姉の歌声が作り出す世界にずっと浸っていたくなる。改めて歌詞をかみしめながら聴いているとさや姉に重ねてしまって、きれいな歌声と相まって泣きそうでした。そして、ギターもまた明らかに上手くなっていて。ほんとすごいです。


M-21 渚のCHERRY
ギター弾き語りが終わった後、さや姉が「次はあのかわいい子があのかわいい曲を披露しまーす!」と曲フリしたので、誰が出てくるのかと思ったら登場したのがみるきーっていう。前日のこともあったのでさや姉マジか…!ってなってました(笑) 昔からさや姉はものすごくみるきーの「かわいさ」を認めてますよね。そういう所好きだよ。バックダンサーはドラフト2期生、みるきーは生歌でした。みるきーはソロ経験を経てちゃんと歌うまくなってますよね。一つ一つの動作の見せ方が考えられていてさすがのかわいさでした。


M-22 ジッパー
東西サブステを同時に使って2組のジッパー。梅田彩佳さん・沖田彩華さん・森田彩花さんのあやか組と久代梨奈さん・近藤里奈さん・山尾梨奈さんのりな組。こんな見せ方もできるんだと思いつつ、どちらを見たらいいのか迷ってしまったり。みんなしっかり色気とかわいさがあってよかったです。梅ちゃんかわいかったなぁ。


M-23 ハートの独占権
センターステージに4ペア出てきてのパフォーマンスだったのですが、木下春奈さんが出ていると分かった瞬間ほんとにペアだった木下百花さんとのW木下しか見えなくなって、同じ名前縛りでのパフォーマンスってことに微塵も気づきませんでした。この時のはるちゃんのパフォーマンスがもうかわいくてふてぶてしくて最高だったんですよ!百ちゃんの弾けたパフォーマンスに引っ張られたのもあるとは思うのですが、本当に殻を破ったなと思いました。


MC4
前3曲の裏話。はるちゃんはもっと「ハートの独占権」を正統派にかわいらしくするつもりだったけど、百ちゃんがおもしろおかしくやるので途中で諦めたとのこと。「渚のCHERRY」を歌うみるきー薮下柊さんが言った「セブンティーンじゃなくて22歳の方がいいんじゃないですか?」はニヤニヤする柊ちゃんの顔がすぐに浮かんでさすがのクソガキぶりでしたね(笑)


M-24 プロムの恋人
M-25 野蛮なソフトクリーム
M-26 僕が負けた夏
M-27 右へ曲がれ
M-28 僕がもう少し大胆なら
M-29 どしゃぶりの青春の中で
M-30 最後のカタルシス
紅白曲のリミックスメドレー。普段なかなかライブで聴けない曲も入っていてうれしかったです。リミックスに合わせたダンスのアレンジはかっこよかったですし、曲のつなぎでの移動の仕方などもこれまでのライブではないぐらいに凝っていて、ちゃんとこのメドレー全体が1つのパフォーマンスになっていました。音のつなぎ方はちょっと違和感があるところもあったのですが、ものすごく好みの演出でしたね。
「野蛮なソフトクリーム」はちっちゃくて幼い子選抜なのかな?と思いながら見てた時に川上礼奈さんが現れて思わず笑った。あと、本郷柚巴ちゃんと西仲七海ちゃんがペアでモニターに映った時に柚巴ちゃんが七海ちゃんのほっぺにキスしててこいつやりおる…!って思ってました。柚巴ちゃん好きだ…。
「最後のカタルシス」は加藤夕夏さんが満を持してセンター!美しくてダイナミックなダンス、キレのあるターンに惚れ惚れします。そしてこの曲ははるちゃんがフロントに来る大事な曲でもあるので、ちゃんとフロントメンバーに選ばれててよかった。この日のパフォーマンスは今まで見た「最後のカタルシス」の中で一番でした。正直これまでライブで納得いくパフォーマンスを見たことなかったからうれしくて仕方なかったです。


MC5
紅白リミックスメドレーが日下このみさん発案・プロデュースということが判明!かなり驚きました。ダンスだけでなく音の細かいところまでこのみんが中心となって考えたみたいで。このみんすごいよ!ありがとう!MCでは話しながら泣いてたけど披露するまで本当に怖かっただろうなぁ。前日の百ちゃんといいメンバープロデュースでここまでのものが作れるのは強いですね。


M-31 僕らのユリイカ
M-32 ナギイチ
M-33 らしくない
M-34 高嶺の林檎
全員での「僕らのユリイカ」は最初の1列に並んで足を出していく振りが圧巻ですね。ここからまたさらに雰囲気が盛り上がってシングル曲のパワーを感じます。そして、5周年ライブ最終日の本編最後が「高嶺の林檎」というところに胸が熱くなりました。元々この曲はNMBにしか歌えないと思っていて。「僕は無理をする/妥協はしない」この歌詞をただただ前向きにストレートに届けることができるグループって他にない。そういうグループであるということをメンバー自身もちゃんと理解して強みに思っているということが最後にこの曲を選んだことで伝わってきて、本当にNMB48が大好きだなと思いました。


特報
NMB48のドキュメンタリー映画が来年1月29日公開で製作快調とのこと。ただ、心の中で「いや、元々延期してるやん…」と突っ込んでしまい大した反応はできず。周りも似たような反応でしたね(笑) りりぽんの朗読から始まり、思っていたよりNMBの持つ特性に焦点が当てられているのかもと思いました。なるべく明るく強いものにしてほしいなと思っています。


アンコール

EN-1 Must be now
EN-2 北川謙二
EN-3 なんでやねん、アイドル
「なんでやねん、アイドル」では最初の掛け合いの後かなきちが「発表あるで!」と。なんだろうと思っていると終盤曲が止まり、かなきちの卒業発表…本当にびっくりしました。最後の歌詞も「アイドル卒業ー!」に。モニターのテロップもバッチリ変わっていたので、本当にきちんと準備されたかなきちの意思を尊重した発表の仕方でした。はるちゃんはそれまで全然そんな素振りなかったのにかなきちが卒業発表した瞬間泣き出して。でも必死にこらえてパフォーマンスしてました。曲が終わってかなきちが話してる間にまた泣き始めてたけど、柊ちゃんやみるきーが構ってあげててちょっと安心したり。
…これだけ準備された発表ということは、はるちゃんはこの5周年ライブ中ずっと知っててパフォーマンスしていたということ。でもこの日も最初から見てたけど全然気づかなかった。むしろこの3日間で断トツ1番いいパフォーマンスをしていたのです。ライブが終わって思い返す中で「あぁ、これがはるちゃんなんだな。不器用で素直じゃなくてすごく優しいはるちゃんなんだな」と思ってさらに好きになりました。
それにしても本当にこの3日間ではるちゃんのダンスすごく上手くなってたんですよ!もうこの日ははるちゃんのパフォーマンス見るたびにうれしくてニヤニヤしながら「すげーすげー」ってつぶやいてました。「Must be now」の選抜やかなきちの卒業などいろいろな心境の変化の影響が大きいんだろうなと思いますが、ビジュアルとパフォーマンス力をさらに磨いたはるちゃんのこれからが楽しみで仕方ないです。


EN-4 ドリアン少年
かなきちの卒業発表がいくら前向きなものでもどうしても会場はしんみりした雰囲気に。そんな中に昨日と同じくブルマ姿のりりぽんが!そのサービス精神素晴らしいよ!一気に会場の雰囲気が明るくなりましたね。りりぽんは昨日よりも激しく襲われていた気がしますが…(笑) 楽しかったなぁ。りりぽんの存在の大きさを見せつけられた気がしたし、確実にこれからのNMB48を背負っていく人だと思いました。


WEN-1 青春のラップタイム
割とあっさりダブルアンコールへ。今度の大運動会でみんなブルマになるかもという話に観客からのブルマコールはさすがNMBという感じ。百ちゃんが「ブルマ履いたら悲惨なことになる」と言ってからの梅ちゃんへのフリはさや姉腕上げたなと思いました(笑)
最後はみんな笑顔で本当に楽しそうでよかった!はるちゃんもこれまで通りかなきちと肩組んで笑顔でお客さんに応えたりしていてさすがだなと思いました。最後の最後はかなきちの「日本一のバラエティータレントになる」という宣言と佳奈子コールで締め。


正直何も気にすることなく純粋に「楽しかった!」で終わりたかった気持ちはあるのですが、これはこれでNMBらしさを象徴した卒業発表かなとは思います。この5周年ライブを経て、また新しい段階へ進みだしたNMBを見るのが楽しみです。

*1:観客からは全員の手牌が見えているのでイカサマ…(笑)