低空飛コウ

好きなものいろいろ。

「武士道セブンティーン」/誉田哲也

武士道セブンティーン (文春文庫)

武士道セブンティーン (文春文庫)

久々な感じの小説の感想ですね。
映画化もされた「武士道シックスティーン」の続編です*1
「シックスティーン」の時も思ったけど*2、やっぱり早苗の考え方には親近感が。
特に何でもどこかしら「いいな」とか「おもしろいな」と思う部分があるから、何でも楽しいと感じられるっていう所。
そういうこと言ってもあまり周りには理解されないので(笑)…というか妙に感心されてしまう?達観してるわけでもないんだけど。
もしかしたらこういう考え方の人もいるんじゃないかと思うとうれしくなります。
あまり表には出さないけど、自分なりのこだわりがあるのも似てるような。隠れ自分ルールに従って生きてる感じ。
さて、今回は主に前作で転校した早苗が、今までとは考え方の違う剣道に出会って悩む姿が描かれています。
成長した香織の姿が印象的で、2人の関係性の深まり具合にはニヤニヤしますね。
剣道はよく知らないけど、読んでるとじわじわ熱くなってきて、本気で誰かと相対したくなります。
運動不足解消もあるけど、そういう機会が減ってる感じがするからバド再開したんだろうな自分。試合したい!
また続編の「武士道エイティーン」も楽しみです。早く文庫化しないかな〜。

*1:映画は録画したまま見てない…。近々見る!

*2:感想書かずじまいでしたが。