「to Mother」／YUI

to Mother(初回生産限定盤)(DVD付)

1．to Mother
母親とか周りの偉大だと思うものについて書いたという曲。
ここで描かれる感情はとても複雑で深い。でもそれをシンプルな言葉で表している。
本当に物事の核心を短い言葉で捉えるのがうまい人だなぁと思います。
私が一番うわっと思ったのは「悲しみってあたし一人だけなら耐えられるのに」というところ。
自分のことならどうにかなるのに、人の悲しみや苦しみに対して自分は何ができるんだろうと考えることが多いです。
それはある意味自分勝手かもしれないんだけど。
音もシンプルでやわらかいですね。ピアノは若干ぎこちないんですけどそれがまた不器用な感じが出ていていいです。
そして、この曲のコーラスがとても好き。コーラスに感情を揺さぶられている気がします。

私も偉大だと思う人はやっぱり母親になりますが、この曲と違って正反対だったりします*1。
だからこそ大変なこともありましたけど、今はもういろんなものを受け入れちゃったので大丈夫かな。
まぁ、母親は私が根本的に母親を好きなことを知っているので、言いたい放題ですけど(笑)　このやろう。

2．Tonight
「to Mother」から一転激しいロックな曲。
この曲のアレンジかなり好きです。走るところと抑えるところのバランスが絶妙でかっこいい！
歌詞はフラッシュみたいに映像が飛び込んでくる感じでまた新鮮ですね。
言葉遊びも面白い。早くライブで聴きたいなぁ。

3．GLORIA 〜YUI Acoustic Version〜
アコースティックになって切なさが増している感じですね。
YUIさんの声が泣き出しそうにも聴こえます。
こっちのほうが「GLORIA」のCDジャケットのイメージに合うかも。

*1:性格とか体型とか(笑) でも選んだ職業は結局一緒になったなぁ。正反対だったからかも。